TRILL CAT MOVIE

2015年10月21日水曜日

つまんねえ、しょうもねえなら捻り出せFUN-KEY FRESH!!

おはようございます。














今日の記事はちょっといつもと違う感じです。

●この間、思ったこと。
2015.10.18(sun)のSEALDsの渋谷駅での街宣

スチャダラパーの3人が応援に駆けつけた。
これに対しての目立ったコメントが

「SDPの登場にガッカリした」
「今までファンだったのに.....」

などの声(っていうかSNSとか)。

私はそれに対して
「え!?」
って感じになりました。

だって今までファンだったらこれまでのSDPの行動や曲でわかるでしょう!
ってこと。





まあ、ビックリしまして。。。。
今回の記事はそういうところの「政治」的話ではなくそれを通り越して感じたことです。

あとリョーシさんらのtweetがその通りだなあって思ったのでいくつもある皆様のその件のtweetから抜粋させていただきます。
























「もう日本人自体が日本語の歌詞さえ
音として聞いているんだな」

っと感じたんです。
もちろん、私も聞き落としてる幾多の「裏のメッセージ」があるんだろうと思ってます。

我々みたいな「おじさん」は私より少し若くて「ブギーバック世代」でしょう。
ギリギリ今の20代中盤以上が「ポンキッキーズ世代」でしょう。
そうだろうから入る間口が大きいから余計にイメージでわかりにくくなっていると思います。
仕方ないのは理解できます。

ならばもう一度、これを機会にもう一度聞き直してみよう!ってことでどうでしょうか?

こうなる以前から日本語のラップの中でもSDPのリリックの面白さをよく考えていました。

日本語ラップの創世記に登場してアンダーグラウンドというよりはPOPでキャッチーなワードで明るい雰囲気の見た目にリリックにBEATで当時のマッチョでタフな雰囲気の日本のHIPHOPグループからは「嫌われた」存在だったらしい。
多分、その時代にそれらと差をつけるために周りが作ったジャンルとしての
「オモロ ラップ」という棚わけのせいもあるでしょう。
デビューして25年経った今でもSDPのような雰囲気のラップグループはほとんど見かけない。

でも!
当時から曲は比喩や時にはストレートに社会に対して発するリリックでした。
(っていうかHIPHOPってそういうものともちろん思ってた)

長くなるので私が感じた一例だけ書きます。

Twitterでは何度も書いてますが
かの有名な「今夜はブギーバック」

(ちなみにこのタイトルの「今夜は」というのはMJの「Beat It」の邦題が「今夜はビートイット」と無駄に「今夜は」が入ってた事から引用されてます)
のBOSEさんのヴァースの冒頭(PVの1:51〜)

「ブーツでドアをドカーっと蹴ってるかー!?」

部分は当時のUSのHIPHOPスラングの
「Knockin The Boots」から来ており、
この言葉の意味はざっくりいうと「ヤる」って意味でして
女性のブーツ(お尻)をノックしているって意味。
つまりあのHIT曲でSDPはのっけから
「ヤってるかー!?」って言っていることになります。

幸いこれ、当時、
Soul Train Music Awards 1994のR&B New Artist Award
ヒューストンのR&Bグループ
H-TOWNの名曲

が受賞しててそれで聞いてて私はマセた中学生だったので「おお!SDPもスラング使ってあんな事言ってるのかー!」って背徳感を持ってました。

他にもあるけどSDPは本人たちは隠しているわけでもないでしょうが

つまり私が思ったのはこのカルチャーだけではないと思いますが細かい部分まで一つのジャンルが進化していくと入り口の間口は大きくなるだろうけど
そこから目指す枝葉・枝葉の先を取りこぼして遠く先にぼんやりと見えるモノしか見えない世界=マカロニのようなモノになっているんじゃないか?ということ。

これ自体が若者には「おじさんの苦言」としてウザくとらわれるんでしょうけど
どうでしょう、長い(か、知りませんけど)人生、数日くらいはこんな便利な世の中なんですからもう一度、いろいろと取りこぼしたモノを拾い直しませんか!!
っと私は上記の「ガッカリ」と思った人達に言いたい。

↓こういうスタイルで今でもやっているそうです。
当時、ビデオに録画して擦り切れるほど見てました
1993年なんでブギーバック前夜って感じです。




彼らの日常〜リリックを専門分野の人が解析、NYのニューミュージックセミナーでの様子など収録。NMSではディスカッション会場のシーンでアフリカバンバータらしき姿[未確認]やGURU、メジャー前のBIGGIEなどの姿も。)
そして最後のシンコさんのメッセージが当時からものすごく影響受けてます。
好きなシーンを抜粋。




など。

ブギーバック後のいわゆる「J-RAP」と言われる造語が溢れ出した頃の映像


冒頭で歌われる「クライングドゥービーマン」はブギーバック後の「嬉しい悲鳴」を表した曲。

あと近年ではライムスターの宇多丸ことSHIROさんの「タマフル」での話なども。

宇多丸が『スチャダラパーと振り返るポスト・バブルと日本語ラップの20年』を語る

「珍コンビ名盤みたいな変なコラボ曲を作りたかった」。スチャダラパーが語る”今夜はブギーバック”の誕生秘話。

「ずば抜けて歌詞がおもしろかった」。スチャダラパーと宇多丸師匠が語る、ブッダブランドの歌詞のおもしろさ。

私が好きなPVや曲(netであるのだけ一部)

のっけからコレですが当時の「サブカルチャー」の人々を詰め込んだような出演者で楽しげに進むPVですがそれだけでは曲が全部理解できない部分があってそこにまだ日本に浸透してなかったHIPHOPが詰められてたと思います。


この日本の韻の面白さにプラスして似た言葉で違う意味を出す、
下手したら「ダジャレ」となってしまう部分を面白く、皮肉にもうまく表現した曲。


初期作品の金字塔「タワーリングナンセンス」から


この曲も一部では「アレ」の曲と言われてたり。そうも感じますよね。


有名なラインがありますよね。


すごい「勘ぐる」展開が面白いですよね。
そして最後にKOOL & The Gang

を使う渋さ。。。。


ブギーバックの入ったEPに入っている曲。
同じ状況を2MCSで表した名曲。


これは本当に大好き。
PVも砂漠ででかいジェンガやってるのがあるけどクソかっこいい。



この頃のアルバム(「偶然のアルバム」と「fun-keyLP」)は日本のHIPHOPのアルバムとしても完成度が非常に高いと思います。


このSincoさんのBEAT、ド渋な音をチョップしてるイントロで卒倒ですね。


少し前から使われたOLD SCHOOL調のFLOWでこの頃からサイドMCとして4人目のSDPとも言われたダッセン3のROBO宙さんをfeatした名曲。
かつ、ほとんどに関わっているDirのタケイグッドマンさんのPVも最高
(のちにこの手法はでんぱ組の「強い気持ち・強い愛」のPVでも引用されています)

↓SDP色々聞ける


あと!余談(SDPだけに)ですが
SDPのアルバムの1曲目のINTROってどれもレベル高すぎだと思う。

ちなみに私が初めて日本語ラップを買ったのが上記にある
「タワーリングナンセンス」

とB-FRESHの
「Brown Eyed Soul」


を同時に買うという偶然で両タイプとも食わず嫌いせず聴けたんだなと思っています。
SDPを始めてみたのは中1の夏休み、高知のスケボー大会と同じ会場で当時の高知のCLUBのJIVEが野外LIVEで呼んでたSDP。
ちょうど、スケボー大会のBGMをJIVEのDJの方がやっておられてSDPのメンバーもその大会を見られてました。
しかし、スケボー大会の後、迫ってた台風で大雨になり野外LIVEは中止になり中1の私は
LIVEが夜のJIVE(CLUB)になり行けなくて泣いた思い出あります。
(母親と来てて不憫に思ったのか母親が帰りにDE LA SOULがつけてそうな木製のピースマークのネックレスを買ってもらいました涙)
その時の高知に来る時の飛行機の様子が後々、「Wild Fancy Alliance」の
「そ・れ・ば・な」でリリックになってます。
「ヒドイと言えば こないだ高知行った時 ・ひどくゆれたねぇ あの飛行機」

いつもと違ってちょっと真面目(?)に思ったこと書きましたが
もっといい意味で勘ぐって音楽を聞いていける余裕が今の日本には必要ですね。

今の日本、最悪だもの。

つまんねえ、
しょうもねえなら
捻り出せ
FUN-KEY FRESH!!


おやすみなさい。




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