2019年12月6日金曜日

印刷ボーイズにリスペクト。

おはようございます。






12.4
休み。
Jiggaの誕生日。
歯医者へ。予定時間より遅れてしまった。寝坊。
サクッとすます。


歯医者さん帰りに聴くBigTymersは何か強くなった気がする。

帰宅して料理。
今日は久しぶりに牛肉料理。
どーーーん!

瀬戸内産です。
肉を叩くの気持ちいい〜
水分取って切れ込み入れて
じゅうううううううう
バターとにんにくとローズマリーも入れて焼き上がり!
「テキサス風ステーキプレート」
・チーズソースと特性玉ねぎソースがけ

久しぶりの牛肉。国内産。
豪快にテキサス風(?)な焼き方でガーリックバター風味な
ミディアム焼きに熱々の特製チーズソースと特製玉ねぎソース。
味も肉だけでも美味しいのにチーズソースの濃厚さ、
玉ねぎソースの爽やかさ全て最高でした。
余らせた特製チーズソースと特製玉ねぎソースを混ぜて食べた。
それはもう法律にふれる可能性


午後ののんびりシロ子ちゃんさん。

高知も寒くなってきたので

今季もカレーリーフを春先まで屋内に持ってきました。

夜は昼間にチーズソースを簡単に作れるようになったので
鶏皮を開く

よし。。。

揚げます。。。。
そしてチーズソースを用意して完成!
「鶏皮揚げのチーズソースかけ」
もう止められない。


適度に水分をとりヒーターと座布団の心地よさを覚えた元野良猫。

寝る。

12.5
仕事。
帰宅したら。。。。

奈良 裕己さんの

いとしの印刷ボーイズ」と

印刷ボーイズは二度死ぬ」が
届いた!


10分くらい動かない白物家電。

spotifyの2019年間の聴いた曲のリストが出ました!


なるほど。。。確かにそうだわ。


おでんを食べて上記のマンガを拝読。

約2時間かけて読了。

泣き笑い。

中には私の過去に今でも重く降りかかるトラウマがあったり。。。。。

ちなみに
私は印刷会社での勤務歴は無いのですがデザインの仕事で一時期は
「1週1入稿50〜60P」+「2週1入稿約50P」(両方、雑誌!!!!!)というとんでもないスケジュールの時代があり
約半分はそのまま(最高!)か多少の変更でOK(しかも責了!)だったりしますが
大手クライアントではレイアウトも内容も全く違うものがドーーーン!っとやってくる。
その常に付きまとう「1週1入稿」に「2週1入稿」(つまり制作は1週間だが先に済ます仕事も重なったり)やってくる時の恐ろしさも知っている。

ここで数年前にここでも書いた今だから書ける話を一部書きます。
(書けない事が多数)

・店長オススメ!かわいい新人さん事件
これは私が上記の「2週1入稿約50P」=風俗雑誌の制作をしている時。
某風俗店のクライアントから今回のオススメ!として1人の新人さんを大きく扱ってほしいと言われた時。
まず、頂いた写真(時代的に少しデジタル化され個人でもデジカメを持ち出した時代)が
下着姿の女性のデータでしたが
暗い・ピントが合ってない・少々ふくよかでした。
これを某風俗店のクライアントからキレイに修正して欲しい!との要望を営業から聞いた。
まあ、めんどくさい話であるがこの日は1つ、大きな送稿を済ませて少し心に余裕もあり
まだ若かったので妙にその修正に火が付いた。

数時間して色調補正、コントラストも出来る限り上げて
最後にこのふくよかな下着姿の女性も少しスリムに仕上げて営業に渡す。
翌日にクライアントも大喜びで安心した。
そしてその翌日、もうその風俗雑誌の進行をしている時にそこのクライアントから修正が来た。

・この女性の下着が私物なので色を変えて欲しい。
・この女性が付けているブレスレットが彼氏からのプレゼント(おい!)なので消して欲しい。

「はぁ?」であるが時間は風俗店の修正なのにまだ夕方前、今、手元にある残された仕事もすぐ終われそうなので引き受けた。

白の下着をスカイブルーの爽やかな色味にして
彼氏からもらったブレスレットもすっかり消去

これでOKもらってその雑誌が出た。

数日後、営業さんから凄い話を聞いた。

営業「あの新人の子、本でキレイ(顔はモザイク)だったから沢山の問い合わせで人気が出たらしいよ!」
私「良かったですねえ」
営業「だけど、本と実物が違いすぎるとよく言われるからやっぱり最初のふくよかなままで載せての継続になったよ」
私「はぁ?」
運良く、その修正前からの何度かの繰り返されたデータを丸々残して置いていたのでなんとかすんなりと継続掲載できた。
(しかし、風俗業界はアレな感じの闇なので3ヶ月後にはもうそのクライアントは消えた)

・オッス!オラ、悟空事件
これも同じく風俗雑誌時代の話。
上記と同じように風俗店では「新人さん」を猛烈にアピールする傾向がある。
また別の系列の風俗店で新たな新人さんを紹介するページを作っていた。
よくわかりやすいパターンで
「店長オススメ!可愛くて素直な新人の●●ちゃん(20)デス!」的な紹介文と共に
同じ店長が書いたであろう一応、本人からの文章で
「はじめまして!風俗は初めてだけど優しいアナタをお待ちしております〜♥」(例文です)
でしたがまあ、私も人間、一日中朝から朝(完徹)の作業で画像の修正や文字打ちに
数十名もの下着の女性のパス切り(何も感じない)で疲労が凄かったようで
一応、出来上がった原稿を営業の人に渡して校正してもらっていた。
私は一時の休息で外でタバコを吹かし、コーヒーを飲んでいた。

数分後、デスクに戻り、さて、あと一息、次の作業に入って今日は帰ろうかな〜!
なんて思っていたら背後のデスクで校正をしてもらっていた営業のおっさん
(当時の職場では一番キリッとしていて仕事に熱心で少し怖い上司だった)
が、飲んでいたお茶を吹き出した。。。。。
もう、想像出来るようなマンガのようなお茶の吹き出し方だった。
そして「ひ〜!」っというあのキリっとしていた上司とは思えない声をだしていた

そして肩をピクピクと動かし涙目で私に修正を持ってきた。
営業「ごごごごごごめん、、、、これ、、、、なおして。。。。。。」

それをみたらその新人さんの自己紹介の文章が
「はじめまして!風俗は初めてだけど優しいアナタをお待ちしております〜♥」
のはずが
「はじめまして!風俗は初めてだけど優しいアナタを待ってるからな!
っと完全に語尾が「オッス!オラ、悟空口調」で完全に野沢雅子さんの声で脳内再生された。
っと同時に私も飲んでいたコーヒーが吹き出た。

番外編
・私はイラストレーター事件
コレも上記と同じ職場での事件。
もう15年以上前の時代で同時にやっていた「1週1入稿50〜60P」の仕事は
無料配布の仕事の求人雑誌を制作していた時の話。
今となれば「いらすとや」さんなどフリーのイラストが色んなパターンで使える時代だったがほんの数年前まで使えるイラストはCDにあるデータで画像(pdf)かイラレデータが入っているソフトを購入したり、ネットで購入したりする(今もある)時代でした。
なので求人雑誌では目に付きやすいかわいいイラストは必須であった。
なので大企業はオリジナルのイラストがあったり(場合によっては色んなパターンで)
同じフリーのイラストを継続で掲載していたりで安泰だがたまにクライアントが
○○さん(ライバル企業)みたいなイラストをうちも載せてほしい!と営業にいってくるパターンがよくあった。
そういう企業はだいたい「イラストなんてチョチョイのチョイで載せれるやろ!」的なラフな考えが多いがそうではない。
もし、同じイラストのデータ(有料)でも全く同じイラストは当然、使えないし、
そういうデータは描いている職人が同じなので顔の表情などがパターン化されている。
なので有料のイラストデータの会社を各社数種は必須である。
がしかし、言っても高知県の小さな会社、そんなにパターンも無いし、
社長に新しいデータを購入したいと言ってもリーマンショック後の時代はなかなか厳しく
仕事も減ってきているのでクライアントも必死だがこちらも必死なのである。

そこで登場したので女性の専務(社長夫人)である。

専務「コレ、あげる」
専務が渡してきたのは県内の他の求人誌で使われているイラストを切り抜いたものだった。

専務「これをうまく使ってみたら?」

専務がいうにはこうだ
この切り抜いた数々のイラスト(他社の絵が描ける社員が描いたイラスト)を
スキャニングして、髪型を変えて、手を上げるなり下ろすなりして作ったらどうかしら?

いやいやいや、専務、その作業の方が何十時間もかかるし何よりパクリで普通に(県内)バレますよ!

しかし、専務はお金の事くらいしか関わらないので制作には全く知識が無い!
無いどころから著作権的な事も皆無だった。

それを説明しても専務は「????」でどうしようもない。

なんとか同じ制作のメンバー数名と話のわかる社長にその事を伝えたら社長が専務に言ってくれたらしく事は収まった。
でも実際は社長に言われたから黙っただけでわかってないようだった。

そんな調子で忙しい日々を送っていた数日後、同じく専務からこう言われた。

「ヤマニシくん(私の社会人ネーム)!アナタ、うちに来た時の履歴書見たけど、
自分で絵が描けるのよね?」

私は「!!!!!!!!????????」っとなった。
全く思い当たる節がない。

イラストなんて描けないからPCでデザインやってる感じであった。

私「いえ、自分で絵は描けないですよ」
当たり前のように言った。

そうすると専務はあからさまに怒った表情になった。

色々と言われた、確か
専務「絵が描けるからと書いているから採用したのよ!」的な事も初めて言われた。

何度も言うが絵が描けるとは一切、履歴書にも書いてないし
言ったこともない。

完全にブチ切れた専務 VS 完全にブチ切れた私

もう「描けるやろ!」に対してのわたしの
「描けません!」の言い合い。

その場にいた営業も同じ制作のメンバーも止めに入れないくらいのお互いの過去に見たことのないキレっぷり。

その数分後、社長が上の階から降りてきた。
社長「どうした?そんな大きな声で!」

専務が言った
「ヤマニシくんは絵が描けると履歴書に書いているのに今更、描けないと嘘を言い出した!」

私「もう意味がわかりませんわ」
私はその専務の言いがかりに呆れていた。

社長が察したのか上の階へ戻りどうやら私の履歴書を持ってきてくれるようだ。

そしてすぐに社長は戻ってきた。

私と専務の向かい合っている机の間に私が数年前に渡した履歴書を差し出した。

懐かしいまだキラキラした笑顔のある若々しい頃の私の写真が貼ってる履歴書だ。

そこに書いてあった文章をみた。

・イラストレーター、フォトショップ使えます。

求人誌の専務なのに無知識なこの人はこの
「イラストレーター」という文字を見て
「イラストレーター(デザインでは必須のソフト)」=「絵が描ける人」の公式が出来ていたようだ。

もうアホらしくてそこから記憶はあまり無いのだが例のごとく社長が専務に説得したようでおそらく解ってはいないだろうけど収まった様子だった。

がしかし、こんな事で凄い角度からのいらないお説教をもらった私は当然、怒りは逆にもっと込上がってきてしまい脳内でさっきの事はデリートして忘れようと次のデザインの仕事に向かったが怒りが収まらず冷静になったつもりで熟していたが
デスクトップ上のマウスのポインターが怒りの手の震えでピュンピュン上下左右に動きまともに作業が進まなかった。

じゃあ、なにかい、フォトショップ使えるって書いてたけど
オレは写真屋さんか?

その後、そこの会社は辞めたけど今でもP数が少なくなったその求人誌(風俗雑誌は権利を売って辞めた)はまだあるが相変わらず洗練されていなく
たまに目についた時に取ってパラパラとその求人誌を見るが今でも十数年前と同じ企業さんが求人募集しているが私が作ったままのデザインのままである。

以上、書ける話3つでした。

ということで長くなりましたが奈良 裕己さんの2冊のマンガを読んで思い出した話でした。

ぜひ、印刷会社に入ったことない人でも読んでみてください。
とても勉強になるし、笑えるし泣けます。

私も上記の様な地獄の経験(3日間、家に帰れなかったり、完徹なのに気づかれずに、あれ?早いね〜っと言われたり)があって今、当時では考えれなかったような最高な案件をもらったりしています。

やはり経験は大事だなと思います。
ポジティブ思考なのですぐ嫌なことは忘れる性格で良かったと思います。

今はそんな締切がある仕事が嫌で全く違う仕事をしています。

●今日のDIG
Glass Animals, Denzel Curry
[Tokyo Drifting]



エレクトロバンドの曲にデンちゃん参加。
Tokyo という意味があんまりよくわからなかったけど
デンちゃんがスピットする瞬間はカッコよかった。

っということでこの2019年末にまさかの今年の上位に入る本が読めてよかったです。

おやすみなさい







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